「お水取り」が行われることでも有名な奈良の東大寺の二月堂。
二月堂から見る景色も有名で、特に夕日は絶景です。拝観料が無料で24時間参拝が可能という、珍しい寺院でもあります。
この二月堂には、鬼子母神(きしもじん)という子どもの守護神と言われる訶梨帝母坐像も祀られています。
安産祈願、子どもの成長祈願、子授けなど、子どもにまつわる祈願に訪れる方が多くいます。
子どもと一緒に二月堂へ行こう
アクセス方法
住 所:奈良県奈良市雑司町406−1 二月堂
電 話:0742-22-3386
公式HP:二月堂
二月堂専用の駐車場はありません。そのため奈良公園周辺の駐車場を利用する必要があります。
これが子連れにとって、かなりハードルが高いので小さな子ども連れは実際少ないように思います。
今回は4歳2歳0歳を大人2人で連れて行きました。
参考になればと、今回のルートをご紹介します。
二月堂へのオススメのルート
東大寺周辺の駐車場は、上限のないコインパーキングや、時間に関係なく1回1000円、1回2000円・・・といった駐車場が多くあります。
1日中ゆっくり参拝、という場合にはアリ!ですが、子連れで1日中参拝・・・かなり勇気がいります。
転害門周辺の駐車場は、30分100円程度のコインパーキングがありこのあたりではお安く利用できるのでオススメです。上限も700円~800円程度です。
転害門前の駐車場に停め、0歳はパパがエルゴ着用、4歳と2歳は徒歩で向かいます!
この転害門、道に沿ってポツンとありわりといつも閑散としているため見過ごしがち(私だけ?!)ですが、奈良時代から現存する建物なんです。
1300年以上前からここにあると考えるとすごいですよね。
転害門を抜け、小学校と幼稚園の間を抜けると奥山ドライブウェイに抜ける道があります。
ここは車が多く通るので小さなこどもは要注意です。
この道を抜けると車の通りは無くなるので、少し安心!
そして奥に東大寺が見えてきます。
ところどこ鹿がいたり、どんぐりやまつぼっくり拾ったり・・・わりと子どもたちは楽しんで歩いていました。
池沿いの道を抜けると、左側に正倉院が見えます。
正倉院といえば教科書でもおなじみの大仏と同じくらい有名な校倉造りの建物です。ただ正倉院はいつも公開しているわけではないので、見る事はできません。
ですが!この道は公開していないからこそ、人が少なくて子どもが歩きやすいんです。
あっちこっち興味を持ち走り回っても、あまり人が居ないので安心ですよ。
正倉院を左手に見ながらずっとまっすぐ進み続けます。
少し階段を上がった先を右に曲がると二月堂へ向かう石畳の道に出ます。
ここまで来ると正面に二月堂が見えてきます。
ここは東大寺二月堂への裏参道と言われ、石畳と土塀に囲まれた景色が美しいことで有名でスケッチしている人もよく見かけます。
季節によっても風景が変わり、二月堂へ行くならこの道は絶対通ったほうがいい!そんな素敵な風景です。
東大寺二月堂
だいたい30分ほどで目的地二月堂に到着しました。
意外とすんなり着いたな~という印象でした。
ちなみに!この二月堂の階段前まではタクシーでは入ることができます。歩くことが難しい・・・そういった場合はタクシーの利用も一つの方法です。
東大寺二月堂はベビーカーで入れるか
これはかなり難しいと思います。
何度か来たことがありますが、やっぱり今回も別のルートは見つけられませんでした。
階段の下でベビーカーで断念されている方もいました・・・
東大寺二月堂の授乳室やおむつ替えコーナーは?
東大寺内にはトイレがいくつかあり、新設されたトイレにはオムツ替えシートが設置されています。
授乳室に関しては、公園内では春日野の国際フォーラム内の授乳室が一番近いかと思います。
もしくは、2019年4月にオープンしたばかりのバスターミナル内にも授乳室が準備されています。
東大寺二月堂の見どころ
二月堂の見どころは何と言ってもこの景色!
と言いたいのですが、あいにくの曇り空のせいであまりよくありませんね。またリベンジしたいと思っています。
生駒山をはじめ、平城宮跡やならファ(奈良県民は御用達)も見えます。この二月堂からは西の空が見え夕日は絶景と言われています。
舞台を降りると石階段を降ります。
そして今回の1番の目的の鬼子母神様にお参りに行きます。
東大寺二月堂の鬼子母神
この建物に祀られているのが鬼子母神です。
鬼子母神には500人の子供がいて(一説では1000人や1万人とも言われてる)たくさんの子どもを育てるために、人間の子を食べていたそう。
それを見かねた釈迦が鬼子母神の子どもを隠し、その悲しみから改心し仏法の守護神となり、また子供と安産の守り神となったと言われています。
なんか子ども多すぎて・・・すごいよ鬼子母神と言いたい。
我が家は最近子供たちがアナフィラキシーにロタウイルスと、いろいろ病気続きなので、子供たちの健康を祈ってきました。
東大寺二月堂へ行こう!
二月堂と言えば階段が多くてベビーカーも難しいため、子どもとお出かけするには不向きに思いがちです。
ですが二月堂には鬼子母神という子どもの守護神が祀られており、子どもの成長を願って一緒にお参りしてみてはどうでしょう?
奈良でこどもたちが喜ぶ遊具があったり、こどもたちの遊べる公園を地域別にまとめました。遊具によっては大きい子むけだったり、小さい子ばかりの公園だったり、対象年齢も重要ですよね。 まーみ だんだん行く公園が限られちゃってマンネリ気味。[…]